コラム

ゲマインシャフトとゲゼルシャフト①

「ゲマインシャフト」「ゲゼルシャフト」はドイツの社会学者テンニースが提唱した概念である。これはベンチャー企業が創業期に会社をどう成長させるかを考える際に知っておくべき捉え方なので紹介する。堺屋太一は、ゲマインシャフトを共…

社長の選び方②

GEはご存知の通りエジソンを始祖にもつ百数十年の歴史を持つ伝統的企業だが、現在の世界最大のグローバル複合企業にしたのは1981年から20年間CEOを務めたジャック・ウエルチであることには論を待たないだろう。45歳の若さで…

社長の選び方①

組織にとって最大の人事マターは、トップの選択であるということは古今東西変わらないことであろう。豊臣政権が秀吉一代限りとなってしまったのは、指名していた後継者があまりにも幼少であったからであり、一方徳川政権が260余年続い…

人事部門のポジショニング

人事部門のポジショニングは、企業規模によりかなりの差異がある。従業員数千人単位の大企業では人事部門は強い力を持つ場合が多い。特に大きな労働組合を抱える企業の場合、労務機能が重要となることから、社内でも一本目の人材を登用す…

人事評価について

組織で人が人を評価する。どこの会社でも当たり前のように行われていることだが、本当に困難なテーマだ。評価とは客観的でなければならない。その通りである。しかし、本当に客観性を担保できるのか。どんなに評価者訓練をしっかりと受け…

古い組織と新しい組織⑧

組織が成熟していないと組織知を形成できないという事例を挙げてみよう。 前回でも述べたが、小さい組織から成長していく過程で外部から高い専門的知識を有した者を組織内に取り込み組織知を補おうとするのが一般的な組織行動原理だろう…

古い組織と新しい組織⑦

組織全体での技術不足という着眼点でいえば、もうひとつのテーマは、「組織としての知識不足」ということがあろう。 組織は社会の中に存在する以上、社会が決めた様々なルールに従って運営していかなければならない。このルールを知らな…

古い組織と新しい組織⑥

組織全体での技術不足にはどんなものがあるか。 前回も述べたが新たしい組織の構成員は意識が高い分、自我も強い。「自分こそはこの組織のためになることをやるのだ」という意気込みは良いのだが、強すぎると視野が狭くなり、他者の取り…

古い組織と新しい組織⑤

一定の組織には当然リーダーというものが存在する。それなくしてはあるべき方向に組織ベクトルを向けることはできない。ただ創業期では、このリーダーシップのあり様次第で、組織をだめにしてしまうという例は枚挙に暇がない。 往々にし…

古い組織と新しい組織④

古い組織についてはいろいろと書いたが、新しい組織についての言及がまだほとんどされていないので、ここからしばらくは新しい組織について考察していく。 そもそも組織とはどのように誕生するのか。これについては、近代組織論の始祖で…