平成29年9月(10月納付分)からの厚生年金保険料率が18.182%から18.3%(労使折半9.15%)に変更されます。
厚生年金の保険料率は、平成16年の厚生年金保険法改正により、保険料水準固定方式が導入され、14年かけて毎年0.354%ずつ引き上げられてきましたが、今回の引き上げ以後は18.3%に固定されることになります。これにより、給与計算をする上で、秋(9月)は保険料率を気にする必要がなくなり、春先(3月)の健康保険料率、介護保険料率、雇用保険料率だけをしっかりと押さえれば良いことになります。